この記事では
- はじめてロボコンジャパンに参加したい!
- ロボコンジャパンってどうやって参加するの?
- ロボットなんて作れなそうだけど大丈夫?
って人向けに、知っておくべき基本情報をまとめています。
まずはこちらから
2018年の個人決勝の様子で、ピンクのバケット(ボールを拾うカゴのことです)の方がうちの息子です。
初出場で初優勝!
僕自身、はじめてのことで何も分からない状況、かつ、ネット上でもほとんど情報がなくかなり苦労しました。
はじめての参加する方できっと悩んだり苦労したりするであろうことをまとめていきます。
この記事に書いてあること
ロボコンジャパンとは?
ロボコンジャパンとは、2006年から続く新潟ローカルのロボコン大会で、
小学生を対象に、手作りロボットで競技するコンテストです。
ちなみに2018年の予選参加者は、185名ということでした。
ルールは、毎年微妙に変わってきていますが、基本
「ロボットでボールを運ぶ数を競う」
という競技になります。
公式:ロボコンジャパン サイト
公式:2018年 案内リーフレット(pdfファイル:1.3MB)
ロボコン作成から予選、決勝までの流れ
基本的な流れとしては、
- 作成教室に参加して組み立てキットをゲット
- 予選に参加(新潟・三条・燕・長岡)
- 決勝に参加(予選通過者のみ)
作成教室・予選会は複数回あります。
2018年は、各予選会の上位4割が決勝へ進出。
会場によりかなりレベルの差がありました。
あと、予選と決勝ではルールが違います。
詳細なルールは公式サイト(ロボコンジャパン)で発表されます。
決勝のルールは、すべての予選会が終わった後の発表になります。
ちなみに2018年のスケジュールは下記の通りでした。
作成教室
- 6/24(日) 9:30〜12:00 燕市中央公民館 3階 中ホール
- 7/8(日) 10:00〜15:00 長岡市黒条コミュニティーセンター
- 7/8(日) 9:30〜12:00 三条商工会議所 チェンバーズホール
- 7/22(日) 10:00〜15:00 いくとぴあ 花とみどりの展示館
- 7/22(日) 10:00〜15:00 長岡市黒条コミュニティーセンター
- 7/28(土) 9:30〜12:00 三条商工会議所 チェンバーズホール
- 8/4(土) 10:00〜15:00 いくとぴあ 花とみどりの展示館
予選会
- 8/5(日) 10:30〜16:30 燕市中央公民館 1階 多目的室
- 8/5(日) 10:30〜15:30 長岡市黒条コミュニティーセンター
- 8/25(土) 10:30〜16:30 三条市総合福祉センター
- 8/26(日) 11:00〜16:00 いくとぴあ 花とみどりの展示館
決勝大会(予選通過者のみ)
- 9/30(日) 9:30〜16:00 三条商工会議所 チェンバーズホール
注意事項
- 作成教室には参加費用1,500円が必要です。※1回の支払いで、作成教室には何回でも参加可能です。
- 初めての参加でロボットキットが必要な方は、キット代3,500円が必要です。
- 予選大会は定員に達し次第、締め切りとなります。※申し込みはネットからのみ(2018年より)
- 複数の予選大会には参加できません。※案内リーフなどに明確な記載はありませんが、主催元に確認済みです。
ロボコンの作成について
ここからが、本題です。
競技には、「山崎教育システム株式会社 自在パワーピースユニット」というキットを使います。
おそらく毎年同じキットをベースにしているので、毎年購入する必要はないです。
このキットを、作成教室で購入して作成することになります。
キット作成には、最低でも数時間!
マニュアル通りにつくるとしても、最低数時間はかかります。
高学年でなければ、子供だけで作るのは無理でしょう。
なので、初回の参加は、キットを組み立てるだけで終わると思っておいてください。
練習とかはほぼ無理です。
マニュアル通りの作成では、戦闘力は限りなく0!
主な問題点は、
- バケット(カゴ):マニュアル通りに作った紙製のバケットでは全然ボールは運べない!
- 前後が長すぎてフィールド上で小回りがきかない!
- キャタピラがすぐに外れて、動かなくなる!
などなど、実際動かしてみると思い通りにいかない部分が多々出てきます。
初めて参加の方は、とにかく練習に来ている上級者?のキットをよくみてください!
写真を撮らせてもらって家でじっくり研究しましょう!
また、キットの改造には追加で部品が必要になります。
ただ、予備部品を含めて山崎教育システムの商品をネットなどで直接購入することは現在できないとのことです(以前はできたのかな?)。
作成教室、予選会では部品を販売しています。
部品の価格自体は良心的な価格なので、必要そうな部品は多めに購入しておくことをお勧めします。
また、主要部品(キャタピラやバケット駆動用のギヤボックスなど)以外は、他社製品を使用してもOK。
僕もタミヤの工作シリーズやラジコン用、ミニ四駆用の部品を多用してます!
この記事のまとめ
初めて参加される方には、とにかく早めに作成教室に参加することをお勧めします。
僕は、7/22に参加して「現実を直視」したあと、7/28・8/4と可能な限り参加しました。
実際のフィールドで試さないと出てこない問題点が多々あります。
息子からの「ここが使いにくい」だの「動きが悪い」などダメだしのたび改良を繰り返しました。
今後、ロボコン作成のポイントや、2018年の予選・決勝のレポートなどをアップしていきます。
では!